近年の夏は猛暑になる日が多く車の運転も快適にしたいと言うご相談も多くリヤにフィルムを貼るのは相当認知されていますがフロントガラスや運転席助手席に透明で車検に問題なく施行出来るフィルムがあります。
ガラスに合わせてフィルムをカットし熱整形して室内から貼り付けて行きます。
自分で使う車には乗換える度に必ず断熱フィルムを貼ります。正直自分の車に施行するのは面倒なのでつい後回しにしたくなりますがとりあえずフロントだけやって運転席、助手席は暇な時に。
気温が上がり重い腰を上げてサイド面も施行すると改めてその性能の高さがはっきりと体感出来ます。
紫外線99%赤外線90%カットします。

知っていながらこの体感は感動致します。少々値段はお高めですがそれを払う価値はあります。実際施行経験が有るオーナーは乗換えられると絶対にこれだけはやりたいと言われますので車が暑くてどうしょうもないと思ってる方は高性能の透明断熱フィルム貼って見てください損は絶対しません。
因みに私自身は真夏の気温35°でも軽四のオートエアコンは24°設定で快適です。



ジムニーに施行した時に可視光線透過率と言うものを測定しました。可視光線が70%以下だと車検不可になります。
フロントガラスは可視光線が元から高めなのでフィルムを貼っても余裕があります。透明断熱フィルムの性能は最近では著しくアップしていて人の最も不快に感じる光線と紫外線もカットしていますので体感的にも楽になり優れた性能になって来てます。
薄らとガラスに色が入っていて当時の流行でした、高級な感じがして新鮮でバブルの頃はこれがカッコ良く見えてとても良く売れたタイプでした。
黒く見えますがブラウンのフィルムです。こちらの材料も絶滅寸前で濃いと薄いのパターンしか選べません。
車の雰囲気に合っています。スモークよりマッチしてると感じます。流石にカッテングデータは無くて型取りで施行しました。この頃のガラスの形状は絞り込みが強くリヤの一枚貼りはとても厳しく施行しながら昔を懐かしく思い完成まで楽しくやらさせて頂きました。



深い傷を無理矢理取ると最終仕上げで透明感が失われてしまいますのでその状況判断になります。
全体的ウォータースポットが発生してましたがクレーター状に凹なっている為除去は不可です。綺麗な車体ですがぼんやりと霞んだディテールなのでシングルポリッシャーで無理に磨かずギヤを多用しかなりの時間を使って念入りに磨き込みました。
画像からも蛍光灯の映り込みが明らかに変化したと思います。
ヘッドライトは上部がハードコートの劣化が進行していますが無理に削り落とさないでプロテクションフィルムで予防します。


フロントガラスはワイパーの当たる部分を除いた所以外は白くボヤけていて鱗が付いています。
クォーターガラスもウロコがびっしりこびりつきウロコの除去は大変そうです。





フロントガラスは可視光線透過率は70%を余裕でクリアー
サイドはご覧の数値です。年々暑さが厳しく炎天下の駐車やドライブを快適にするアイテムです。日焼けが気になる方やエアコンの効率など気になる方は揃えて置きたい機能だと思います。
リヤは断熱フィルムでは無くても通常フィルムでもかなり近います。
全ての窓にフィルムを貼って見た目も引き締まります。
確認した所フィルムの糊が溶けたようにただれていて波打っていました。これは見にくいと思います。早速スクレパーで少しづつめくっていきますが糊がべったりガラス面に残りこれを取り除く作業となります。恐らく素人では対応不能と思える状況だと思います。
シトラス系のリムーバーで溶かして取り除きました。有機溶剤なので自分でこの作業を行うと内張など痛めてしまうのでとても危険です
フロントガラスも大変でしたが綺麗に除去できました。



