中古車を購入したらワイパーの傷で運転しづらく交換しようにも費用の問題もあり磨いて何とかならないかと言う事で施行致しました。
車両を確認したところよくあるワイパー傷でワイパーが重なる箇所は深く傷が付いていました。室内から証明を見ると光が広がって見えます。夜間の走行や雨の日はかなり運転しにくいそうです。
写真でお伝えするのは難しいのですが肉眼ではワイパーの軌道に沿って白く跡が付いています。
ガラスの磨きは数カ所をブロック分して磨いて行きます。例えば上と下と分けたり右と左に分けたりと一度に一気に磨く事をする事はしません。
塗装を研磨する作業より時間と根気が必要で細かい傷を無くなるまでひたすら地味に消して行きますがその際に歪んだりはしない様に縦横交互にサンダーを動かしてポイントに対して広い範囲を研削します。
仕上がったガラス面は蛍光灯の写りがシャープになり美しく磨き上がりました。
光の広がりは無くなり視界も安定しました。この作業の完成によりワイパーのブレードなど交換をお薦めしています。
表面にに付いていた傷は細かくチェックして作業をしていますがガラスを新品に交換している訳ではありませんので些細な作業傷の指摘は保証出来ませんのでご注意下さい。
ガラス研磨システムは特殊な機械を使い熟練の研磨技術を駆使し歪みや致命的な傷を修復出来ますが絶対に作業傷を残さずにガラス傷を修復する事は技術的に困難です。どうして微量な作業傷が残る事が許されない方は新品交換をお勧め致します。