シロキシサン結合にフッ素を添加し更に硬触媒に特殊金属を配合した次世代ハイブリッドコーティングとやら(笑)

防汚性能と撥水性が抜群と謳われている自信満々のガラスコーティングを施行致しました。

年の瀬に納車された自社の新車のエプリィに早速試しに施行してみました。1ヶ月程経過して幾つか気づいた点があります。兎に角ツルツルとボディが滑ります。コーティングがまだポリマーが主流だった頃デュポン社から出ていたコーティングが同じ様にツルツルしていました。しかしポリマーは1年程しか効果が続かないのでやがてガラスコーティングに。

今回の商品はシロキシサン結合とフッ素の組合せで高硬度でホイールや樹脂、ヘッドライトなどにも安定して定着するため夏場の虫の付着にも効果が期待でき実験ではブレーキダストが明らかに汚れないビフォーアフターの画像まで頂きましたので欧州車などでも試したいと思っています。今後オートバイなどあらゆる可能性も模索してみたいと思います。

確かに濃紺色車に塗布すると厚みのある重厚で透明感が今までのガラスコーティングとは違います。しかも重ね塗りが可能で短時間で乾燥するのも魅力。

先日導入したセラミックコーティングでも同じ様な謳い文句だったので多少迷いが出ます。セラミックはガラスコーティングとの決定的違いは一度に塗れる厚みがガラスの3倍程度なので被膜感が欲しいオーナーは絶対セラミックですがこの商品も被膜感があり深い光沢はかなり凄いと思います。磨きもしっかり行った車両ですが透明感と深い光沢は驚きしかありません、是非興味ある方は試して下さい。その辺の訳のわからない商品ではなくしっかりエビデンスも頂いていますのでこれから実務的にも意見を聴きつつ引き続き自社のエプリィの様子を確認していく事にします。

2023年になり最新ガラスコーティングが発売になりました。早速新車に施行してみる事にいたします。ボディに施工するのは普通ですが今回の3Mセラミックコーティングはガラスなどにも施行できる様です。但しガラス面は無機質の為定着しない為、特殊プライマーを施行する面倒からお勧め致しません。

施行性も良く数ヶ月の暴露実験では全くシミなどガラスコーティングに良く見られる現象は起こらない事がわかっています。北陸の様な冬場に雪が降り塩害などある地方ではどこまでの性能が発揮されるか楽しみでもあります二層に塗布する必要があり時間を空けて2度塗り致します。手触りはツルツルして今までのガラスコーティングとはハッキリと違いがあります。樹脂部分も施行出来て白くならない予防に効果があります。水玉は接触角100°と丸に近く踊る様に転がって行きますヘッドライトやナンバーなど全て施行出来るので虫など付着しにくいと思いますこのセラミックコーティングは2度塗りで一層とカウントされ最大で4度塗り二層まで出来ます。新しいセラミックコーティングをお試し下さい

新車が納車に随分と遅れが出てまして最近ではそれが普通になってしまいました。

春先に予定より遅れて納車された車両が不運にも貰い事故に遭遇し廃車になり同じ車を再購入。相変わらず以前より深刻な状況で遅れ遅れで入庫に至りました。前回は完全硬化型コーティングの上にシリコン系撥水コートをダブル施行しましたが今回はベースにシラザンを塗布し防汚性能をアップデートして施行致しました。前回の二層タイプでも汚れが余り付かないと大変好評で密着性を高めた仕様なので今回は期待して貰えると思います。同じ仕様のコーティングでマツダ2も施行。撥水性能がアップした仕様も現在テスト中で近日中に商品として施行して行く予定にしています。

1年前に再施工したミニを再施工致しました。24時間外に出している為、年に一度綺麗にして気持ち良く乗りたいそうです。春にメンテナンスはしてあるものの基本洗車はしないそうです。撥水性能は落ちてしまいましたがしっかりコーティングが塗膜の保護をしていますので劣化の程度は進んではいません。

一年前には見られ無かったヘッドライトの劣化は著しく明らかにハードコートの劣化でクラックが既に入っていました。

コーティングの施行後はこんな感じです、ポリッシングは3工程で行いました。傷取り作業も行いましたが表面の鏡面仕上げに重点を置いて深い艶を出す事を意識して行いました。

コーティングは三層です、前回の施行ではベースのシラザンを塗布する技術が無かったので今回は実行しました。追跡ではシラザンの塗布をする事で防汚性能が上がり雨ざらし状態でも撥水性能が長く維持します。見た目的にも性能の劣化が遅くなってるのを感じましたので採用しています。室内の除菌抗菌コートも施行しましたシフトノブ上のカップホルダーに材料を置いて噴射しているのがわかります。約1年インフルエンザ、新型コロナなどの抗菌をします。室内が白く煙で充満します。ヘッドライトはクラックを削り取ってしまうか少し悩みましたが今回はそのままプロテクションフィルムを貼る事にしました。車両が4年で未だ新しい事もありなるべくオリジナルを維持したいのが理由です。プロテクションは3年間太陽光がら保護しますのでミニの様に上を向いているライトには初めから貼るのが有効だと思います。窓ガラスのウロコなども全て取り除き作業の完成です。ピカピカになって気持ち良く乗って頂けます、ありがとうございました

冬タイヤに交換して来シーズンに履くホイールのコーティングを行いました。

ホイールコーティングはホイールにただコーティング剤を塗るだけど思っている方に簡単ではありますが過程を説明したいとと思います。

既存(現在お使いのホイール)ホイールでしたらどうしてもクリーニングが必要になります鉄粉除去剤でこびり付いたブレーキダストを掃除していきます。新品のウチにコーティングをしておけば簡単に取れますがダストの汚れ落としは地味に細かい作業となります。今回のホイールは造形が単純なので比較的簡単ではありました。ベースとなるプライマーを塗布します。塗装とコーティングの密着を高めるベースのガラスコーティングになります。

続いてトップコートを塗布し施行が終わります。最後に赤外線で余分な溶剤を飛ばして次は裏側同じ工程を繰り返し赤外線で溶剤を飛ばして完成です。

細かい作業なので半日以上作業に費やされます。コーティングは表面高度がかなり硬くなり密度が増すので色が濃くなります。次回よりダストで赤茶けてしったり黒くならないでほんの少しだけしかダストは付かなくなりますので明らかに何かしてある感が生まれます。

手入れは簡単な水洗いでダストが落ちてしまいますので洗浄に時間を使わせないので施工されたオーナーの方より喜んで頂いています。

ここ数年キャンピングカーの施行が増えています。柄が大きいので手入れが出来ないと良く相談を頂きます。コロナ禍でキャンプを楽しむ方が増えてと聞きますが実際の車両購入にも納車までの時間が凄く掛かり車両の価格もビックリする程高額です

今回ご紹介の車両は中古車だそうです。立派な作りですがFRPで制作されてる箇所はかなり塗膜が薄くなっててしかも水垢が染み込んでいる状態ですアルミパネルは塗膜がしっかりしていましたので水垢を除去し、ポリッシュしてコーティングを施行します。手入れが出来ない状態で青空駐車を一年も続けば水垢を取るのも簡単ではありません、下地の処理を集中して行っても簡単にそれだけで5時間は掛かりました。真上の天井はソーラーパネルやエアコンの室外機など付いています。塗膜はほぼ紫外線で飛んでしまっていコーティングしても定着は不可と判断しましたので掃除だけで何もしない事にしました。影になる箇所は紫外線の影響が少ない為割としっかりしていましたのでこの状態まで回復しました。

近隣で外壁への塗装吹きつけの際に風でペンキが飛散してしまいペンキミストの除去とコーティングのやり直しで入庫しました。外見ではわからないのですが触るとブツブツが左側面からクォーターに掛け大量にガッチリ付着しています。塗面も少し状態が悪く濁りとウォータースポットが付いていますのでポリシングを念入りに行います。

塗面を整えて行くと蛍光灯の写り込みがシャープになり深いブルーになって行きました。ペンキミストが飛散した事故でしたが結果的により美しい仕上がりに喜んで頂けました。

ディーゼルマニアル仕様の希少な車両を購入されシャキッと綺麗に気持ち良く乗る為に入庫頂きました

状態は大変良く納車される前に幾分仕上げてありました。小傷は少なく変なシミ等も少なく前オーナーが大切に使ってたと伺えます。それでも磨きを数工程繰り返す事により艶と深みが強調されます。

ヘッドライトは黄ばみやクラックが入ってしまう前にプロテクションフィルムで保護する事に。型取りをして水を打ち曲面に合わせて整形し貼り付けると全く分からなくなります。フィルムの耐久性は3〜5年程度で取り替えます。ホイールのコーティングも施行しました、贅沢にも二層で施工します。当コーティング剤はパフォーマンスに優れていて欧州車の凄く汚れるブレーキダストなのに少しだけしか付かないし簡単に汚れが落ちたと自社の車で実証したのでこちらの商品を使います。程度の良い車両にしてでも磨いて仕上げると2〜3日どうしても掛かってしまいます、お客様はとても喜んで頂けて励みになりました。

毎日使う車は少しずつ疲れた感じになって来ます。手入れの方法がわからないし大きい車は機械で洗うのがやっぱり楽ですし時間も短くて手軽でしょうが楽したらちょっとした落とし穴があったりします。いつもお世話になっているお客様で予約されていましたが順番待ちで少しお待たせしました。久しぶりに拝見しました所、塗装は細かな小傷も有り機械による洗車で逆に汚れが蓄積してる様でした。ルーフには不明のブツが全体を覆っています。ボンネットにも沢山付いていて近所で吹き付け塗装のミストでも被ったのでしょうか?大切にされてるので残念な状態です。全体的にもボケて艶が落ちている状態でしたがあれこれ調整してここまで回復しました。磨き込むと車の価値が全く変わります。パッと見た瞬間だけの小手先のテクニックではありません。じっくり見て下さい、細部に至るまでプロが磨いた仕上がりは同じ車とは思えない程美しくなります。

普通に使用しているのに気づいたらシミの様な鱗状になっていて残念な状態になってた。

何をしても取れないので相談される事があります。コーティングをしてあるのに何故こうなるのか?トラブルはコーティング後でも起こる事があります。10年位前のまだガラスコーティングが途上にあった時期に施工直後に雨に当たり一晩で無数のシミが出来て驚いた事がありました。慌ててシミを取り除き何とか納めた事がありましたがどうしてそうなったが全くわかりません。全国的に同じ案件が続発したのでトップコートなる犠牲膜を上に乗せて施行するやり方が誕生しましたが近年ではコーティングの開発も進みその様な施行方法は余りやらなくなりました。今回施行した車両ですが白く濁って艶が全くありません、よく見たらウロコ状にシミが張り付いています。

しかしこの車両はひと月前にコーティングを施行されたそうです。水を掛けてみると弾き方でワックスで撥水しているかコーティングのフッ素で撥水するかほぼ判別できます。洗車機などで洗い続けるとワックス成分が酸化し油で水が弾かれてる様に見えます。ガラスにも鱗がびっしり付いています。コーティングを施行していない箇所もこの様になっているのは洗車機によるトラブルか、放置して雨に当て続けた事が原因かも知れません。しかしコーティングをして然程時間が経っていないので洗車機を掛けまくってもこんなに直ぐにこの状態になるのか?何かの要因でガラスコーティングが起こした初期のトラブルなのかも知れません。

駐車場に放置されてた場合にもこの様なシミが出来たりしますが新車でも長期在庫車でもシミがこびり付きます。コレは違う車両ですがシリカ成分がこびり付き風呂場の鏡に付いのと同じミネラル成分が固まった状態です。1年程全く洗車しなかったそうですが正直に言ってもらえただけでもありがたいと思います。

言い掛かりを付けよと思えば何とでも言えます。コーティングしてあるのに何故こうなったなどと好き放題文句を言う人も居るかも知れません。自己責任で洗車機を使用するとか変に安心して洗車を全くしないのではどんなトラブルが起こしてもおかしな事ではありません。

ディーラーで施行した車両がトラブルを起こしてその後始末をした事がありましたが水の弾き方、樹脂部分の状態、水の流れた跡など確認した所、洗車機でのワックス洗車を繰り返してたそうです。それってダメなんですか?と逆に言われました(笑)

施行後の説明をしっかり伝えていなかったのも原因だったと言う事です。

全体に付いていたウロコを綺麗に磨きガラスに付いたウロコも取り除き2日間の作業工程を終えました。

コーティングがしてあるから安心ではなく適度な間隔で洗車をし特別な手入れは必要ありませんが過信しないで定期的にメンテナンスに入庫して頂くのがよろしいと思います。