新車ハスラーのコーティング施行です。お客様はどの様なコーティングがベストか全くわからないのでお勧めされた商品をして欲しい依頼です。新車ですが全体的にポリッシングを行ってコーティングが接着し易い環境を作ります。
ベースに通常の完全硬化型のコーティングを塗布し、一定時間乾燥させ定着が安定した状態からセラミックコーティングを塗布します。この方法で他の新車に施行実験の経過が大変良好で水玉が100°以上の球状になり雨が降ると汚れが流れ落ち何時も綺麗な状態を保つ大変優れた性能を発揮します。
鉄粉の付着も明らかに少なくお任せで施行させて頂いた商品は当社の自信作になります。
某大手販売店でご購入されたカワサキの車両です。
全体の印象は普通に使っていたら当然の使用感を感じる状態で深い傷など無く使えば普通に付くであろう小傷が多くあり気にしなければ大して問題のないレベルです。エンジンはブラック塗装がしてあるので所々白ボケしてマフラーも艶消しブラックは少し使い込んだイメージです。
展示されていたと思いますので一通りの掃除は行き届いています。
塗装が硬く傷取りが少し難しくポリッシングで温度を上げすぎると塗装が溶ける危険性もあるので少しづつ磨いて行くのですがパットと機械とコンパウンドの組合せを何度か変更して丁度良い所を見つけて仕上げて行きます。
タンクは鉄なので塗装を溶かす心配は無いのでルペスの小型ポリッシャーでチリ傷がなるなるまで鏡面仕上げまで持って行来ます。
エンジンは白ボケ感のある塗装はコーティングをする事で深い黒に復活させホイールは艶出し用ベースコーティングと鉄粉の付着予防のトップコートの二層にしました。
画像ではわからないのですがニーグリップする箇所、服などが擦れて傷が入りそうな箇所にプロテクションフィルムが貼ってあります。タンクの形状が複雑だと追従しきれないので貼れないバイクもありますがこの形状は上手く貼れました。
3年程前に馴染みの整備屋さんからコーティング施行した車両です、車検のタイミングでコーティングのメンテナンスも頼まれました。走行は少なく外で駐車して乗りっぱなしの様です。コーティング掛けた時はしっかり撥水してますが放置され洗車もしないのなら当然酷い状態になります。下地処理に1時間以上掛かりましたがコーティングはしっかり残っています。水垢は付いていないのですが苔があっちこっち生えています。
メンテナンスは普段から手を入れない箇所をしっかり洗浄して気持ち良く乗って頂ける事を意識して作業します
コーティングを痛めない特殊な洗浄剤を使い綺麗にしました。最後に撥水層を作って完了しました。