イギリスの名車トライアンフをコーティング致しました。水冷でありながら空冷風にデザインされノストラジックな雰囲気が特徴なバイクです。新車なのですがソリッドの黒は細かな傷や何かで吹いた跡などちょっとした事が目に付きます。この程度ならそのまま納めても何も感じないとは思いますがせっかくコーティングをするのでひと手間掛けて数段美しく仕上げます。マットのマフラーがこの車両では1番難易度が高いパーツになります。艶を与えてないでコーティング施行しなければいけません。マット専用のコーティング剤を使い塗っても直ぐに吸い込む性質なので徐々に濃度を変えながら塗布して行きます。隣のパーツは艶があるので施行中いつの間にかマフラーの部分に付いてしまいその度に拭き除いたり苦労した一面もありました。ホイールは最新のセラミックを使いブレーキダストの付着を抑制させます。ガラスコーティングより硬く乾燥も早いので期待は大きいと思います。エンジンは複雑な造形の為手の入る所はセラミックを塗布し細かな箇所はガンでスプレーします。材料は50ccは消費する為クルマでしたら軽く5台分に相当します。磨きを完全させてセラミックコーティングを施行すると陶器の様に濡れ肌の様に深い艶が出ました。全てのパーツにコーティング施行した状態は新車を超える艶と重厚感を演出します、ありがとうございました。

数年前に新車時にコーティング施行した車両ですが乗り手が変わるので改めて綺麗にして使いたいそうです。洗車機を使いまくってたそうで艶など無くなり白ボケてしまっています。ライトも焼けて表面が黄色く変色してしまいました。まだ塗膜はしっかりしてそうですが疲れた雰囲気が出てしまっています。磨き上げると美しく透明感が戻って来ました。ヘッドライトはクラックが無くなるまでサイディングを行いライトを付けた時にも綺麗に見える様に整えてリペアを致します。強烈なクラックが余り入っていなかったので多少楽でしたが2時間程掛かりリペア完了しました。バンパーやグリルがライトの下と側面まで張り出していた為エッジ付近の処理は消極的でしたが拘る方は取り外して施行されるのをお勧めします。少し引いて確認するとクルマの価値が格段に上がったと感じます。綺麗にしてるクルマに乗る事で長く大切に乗れるし乗っていても気持ちが良いと思います。