冬タイヤに交換して来シーズンに履くホイールのコーティングを行いました。

ホイールコーティングはホイールにただコーティング剤を塗るだけど思っている方に簡単ではありますが過程を説明したいとと思います。

既存(現在お使いのホイール)ホイールでしたらどうしてもクリーニングが必要になります鉄粉除去剤でこびり付いたブレーキダストを掃除していきます。新品のウチにコーティングをしておけば簡単に取れますがダストの汚れ落としは地味に細かい作業となります。今回のホイールは造形が単純なので比較的簡単ではありました。ベースとなるプライマーを塗布します。塗装とコーティングの密着を高めるベースのガラスコーティングになります。

続いてトップコートを塗布し施行が終わります。最後に赤外線で余分な溶剤を飛ばして次は裏側同じ工程を繰り返し赤外線で溶剤を飛ばして完成です。

細かい作業なので半日以上作業に費やされます。コーティングは表面高度がかなり硬くなり密度が増すので色が濃くなります。次回よりダストで赤茶けてしったり黒くならないでほんの少しだけしかダストは付かなくなりますので明らかに何かしてある感が生まれます。

手入れは簡単な水洗いでダストが落ちてしまいますので洗浄に時間を使わせないので施工されたオーナーの方より喜んで頂いています。

塩害が多い地区で使用するので予め防錆処理でノックスドールを施工致します。

繋ぎ目には初めからコーキングを施してある車両もありますが殆ど役に立たない見たく錆でボロボロになってします。特に力の加わる箇所が錆てしまうと穴が空いてしまい強度の問題で車検に通らないことが起こります。

車両価格が高い車程最初から防錆処理をしてあります。しかしそれでも塩害が酷い地区では錆てしまう見たく更に強化していく必要があります。

既に錆が発生している場合でも下処理を行う事で錆の進行を止める事ができます。

塗り立ては重厚感がありますが少しずつ溶剤が抜けてスッキリした見た目になります。触ると少しだけ弾力があり石など当たっても欠けたり剥げたりはしません。車体の床に全面に施工する事で路面からの反射音と熱をカットします。特に防振の対策にもなりますので長距離運転では疲れが残らないとコメントを頂きます。

中古車を購入したらワイパーの傷で運転しづらく交換しようにも費用の問題もあり磨いて何とかならないかと言う事で施行致しました。

車両を確認したところよくあるワイパー傷でワイパーが重なる箇所は深く傷が付いていました。室内から証明を見ると光が広がって見えます。夜間の走行や雨の日はかなり運転しにくいそうです。

写真でお伝えするのは難しいのですが肉眼ではワイパーの軌道に沿って白く跡が付いています。

ガラスの磨きは数カ所をブロック分して磨いて行きます。例えば上と下と分けたり右と左に分けたりと一度に一気に磨く事をする事はしません。

塗装を研磨する作業より時間と根気が必要で細かい傷を無くなるまでひたすら地味に消して行きますがその際に歪んだりはしない様に縦横交互にサンダーを動かしてポイントに対して広い範囲を研削します。

仕上がったガラス面は蛍光灯の写りがシャープになり美しく磨き上がりました。

光の広がりは無くなり視界も安定しました。この作業の完成によりワイパーのブレードなど交換をお薦めしています。

表面にに付いていた傷は細かくチェックして作業をしていますがガラスを新品に交換している訳ではありませんので些細な作業傷の指摘は保証出来ませんのでご注意下さい。

ガラス研磨システムは特殊な機械を使い熟練の研磨技術を駆使し歪みや致命的な傷を修復出来ますが絶対に作業傷を残さずにガラス傷を修復する事は技術的に困難です。どうして微量な作業傷が残る事が許されない方は新品交換をお勧め致します。

御覧のようにオリジナル塗装が劣化してしまい再塗装も検討された結果直ぐに施工可能なラッピングをして頂けることになりました。

ご自分でラッカーをスプレーされたそうで見た目も悪くラッピング施工中に粘着力が落ちないように2000番のペーパーで表面を整えて施工

細かい処理も含めて当日にはここまで仕上げることが出来ました。下地の悪い状態をそのまま追従してしまいますので近くで見ると荒れは分かるのですが少し離れてしまえば気にならなと納得されていました(勿論、最初に説明済みです)

車検を取ったばかりなので後2年は大切に乗りたいそうなので塗装より手軽で短時間で仕上がるラッピング施工を選んで頂けてありがとうございました。

ヘッドライト黄ばみ対策でカービューティープロ東京本部で座学と実習のトレーニングを受けた来ました。

表面の劣化部分をペーパーで除去し徐々に番手を上げて表面を整えていきます。

黄ばみだけなら良いのですがクラックの除去には対応出来ない設定でしたが当社では数年前からヘッドライトリファインで深いクラックの除去から再生させる技術を持っていますのでユーザーの選択肢としてのアップグレードとして捉えています。

ヘッドライトリカバリーは劣化したハードコートを完全に除去しその代わりとなる被膜をアクリルコートを塗装して再生させる技術です。アクリルコートはヘッドライトのポリカネードに密着しレベリングする専用に作られた新しい商品になります。とても綺麗に仕上がるので新品に近い雰囲気を出しますが欠点もあって吹付施行の為少しブツが入ってしまう事です。

新車や劣化前でしたらプロテクションフィルムを施行する事で長期間予防できますので選択が増えてることでニーズに対応していけると思います。

ご相談を頂いてから直ぐに施行に至りました。車が好き世代でとても気さくに質問など頂きありがとうございました。ラッピングシートをボンネットに乗せて位置決めをします。柄の向きなどを揃えて貼り込みの準備を致します。雰囲気が変わりました。今回はルーフも貼りました。いい感じです。気軽に楽しめるのがラッピングの良い所です、もっと浸透してくれたら良いと思います。

今回使用したラッピングシートだけでも4メートル、材料のメーター時価単価は8千円〜です。気軽と言っても塗装みたいに1週間程時間が掛かるのでは無く早ければ即日納車が出来ると言う意味でして手軽な金額と言う意味ではございません。

ここ数年キャンピングカーの施行が増えています。柄が大きいので手入れが出来ないと良く相談を頂きます。コロナ禍でキャンプを楽しむ方が増えてと聞きますが実際の車両購入にも納車までの時間が凄く掛かり車両の価格もビックリする程高額です

今回ご紹介の車両は中古車だそうです。立派な作りですがFRPで制作されてる箇所はかなり塗膜が薄くなっててしかも水垢が染み込んでいる状態ですアルミパネルは塗膜がしっかりしていましたので水垢を除去し、ポリッシュしてコーティングを施行します。手入れが出来ない状態で青空駐車を一年も続けば水垢を取るのも簡単ではありません、下地の処理を集中して行っても簡単にそれだけで5時間は掛かりました。真上の天井はソーラーパネルやエアコンの室外機など付いています。塗膜はほぼ紫外線で飛んでしまっていコーティングしても定着は不可と判断しましたので掃除だけで何もしない事にしました。影になる箇所は紫外線の影響が少ない為割としっかりしていましたのでこの状態まで回復しました。