車を大切にされていて何度かヘッドライトの黄ばみを直しに出した事があるそうですが今回がこれで最後になりそうです。
確認しましたら変色も勿論、無数のクラックがライトのレンズに入り込んでいます。この状態を無視して表面の変色部分のみを取り除いただけではまた同じ状態に戻ります。ある程度ペーパーを掛けて施行した所で元の状態まで修復する事も施行技術が無ければ結局中途半端な仕上げで終わるので何度も変色し同じ作業をやり続けないといけなくなります。
ペーパーの番目を徐々に細かくして最終2000番で仕上げた状態ならクリアーを吹き付けてやれば相当綺麗な状態まで修復は出来ます。しかし肝心のクラックの除去はD IYレベルではかなり困難な作業で技術が必要になると思います。
ヘッドライトのリペアをする為には表面の変色部分だけを取り除くだけでは無くハードコードの劣化が原因で表面に無数の入り込んだクラックを90%以上を取り除かなければ再び変色や美しい元の状態に仕上げる事が出来ないと言う事を理解してから施行致します。
細部まで仕上げる為にはライトを脱着して行う事なども必要でどうしてもバンパー等が邪魔でアクセス出来ない場合には要望や予算等合わせ相談施行致します。

約2時間掛けクラックの除去率が90%以上のサイデングを行い見事にヘッドライトのリペアが完成致しました。
オーナーにも大変喜んでもらいこちらも大変やり甲斐を感じました。




新車の時にディーラーでしたコーティングですが手入れをしないと疲れた雰囲気に。今回は劣化した表面を磨き気持ち良く乗ってもらう為に頑張ります。
透明感が復活し美しいディテールになってきました。ウォータースポットがかなり酷く平坦にする事が困難です、それは表面に付いた水がレンズの様になり太陽光の熱で塗装が萎縮した為とても固くなり磨きが効き難い状態です。
白見えるのは触媒をスプレーしたあとです。触媒は汚れを浮かせ雨が降ると流れてしまう自浄作用があります。水道水を掛けて洗うのとは違い雨で流れて落ちるのがポイントです。理論上何もしない方が何となくいつもキレイな車となります。


画像は仕上がった施行済の状態ですがセラミックは表面の硬度は6H以上となりソリッドの黒は推定2Hと言われていますので単純に3倍以上の硬さとなりそれを二回重ねていますので耐擦り性能や防汚性能が著しくアップします。

現車を見たらどうやら洗車機の何とかコーティングって言うのを愛用している様子。
半分だけ磨いてみました。元は左の色ですがワックス洗車を繰り返すと段々色が濁ってきます。洗った瞬間は水が弾いて綺麗になった感じはしますが実は徐々表面が酸化して艶を失って行きます。
ドアハンドルの中も爪で傷だらけになりがち。
特殊なツールを使い細部まで磨いてみます
細かい事ですが綺麗になってると嬉しいと思います。
ここまで2日掛けて美しい姿に仕上げ行きました。トヨタ202ブラックは磨き工程を増やして手間を掛けてやらないと太陽光に当たるとムラが出るので気をつけなといけません。
お手入れは余り出来ていないと本人談。色が少しボヤけてウォータースポットやシリカスケール等が沢山付いていますので磨いてコーティング迄持って行きます。
ご覧の様に見事に復活し美しく赤が映えます。表面を乾燥させ光触媒を全体的に何度も優しく吹き付けて行きます
触媒が乾燥すると独特な手触りなので直ぐに分かります。完全乾燥は3時程度でタオル等で拭いても取れる事はありません。性能の期間は3年程度で使い方にもよると思います。
光触媒は雨に当たる事で汚れの下に入り汚れを浮かせて流すと言う性質なので青空駐車ユーザー向けの方、全く手入れをしない方に喜ばれる商品です。

ガラス全体に無数に付いた傷はコンパウンドを付けて擦り付けてしまった人的ミスで最初はコンパウンドが白く広がるのでそれに隠れてキズを付けている事が分からなかったのだと思います。
朝の9時から初めて17時に終了までひたすら磨き、腕がパンパンになりました!腰にもちょっと来たかも知れません笑!これで強化ガラスも磨ける事実が証明されましたが大変でした。
今回の車両は触媒をと扱いされてるご本人の車両で洗車はしていなく乗りっぱなしなので実験にはかなり適した様子。
勿論、隅々まで徹底的に磨きベースになる親水性のコーティングで仕上げて触媒をスプレーで吹付けて塗布して行きます。
室内も触媒を塗布すれば雑菌の繁殖や不快な臭いの発生を抑える事が出来ます。

新車でしたがクォーターに少し深めの傷があったので綺麗に磨き消して置きました。冒頭で説明していたベースもトップコートもVOCフリーで溶剤等で薄めてあり乾くと硬化するコーティングではありませんので環境に優しく鼻を突く様な臭いもありません。透明感が素晴らしくとても深く艶やかな仕上がりになります。
ミニは年中青空駐車でボディの負担が大きいので定期的にメンテナンスと再施行をさせて頂いています。ボンネットのストライプが飽きたそうなのでこちらも貼り直します。
赤が増えてご本人にも大変喜んで頂きました!お任せのセラミックコーティングシステムを施行しました。
外に出すと黒ボディが引き締まって見えます


透明な断熱フィルムは各社施行具合や見え方、性能、値段のバランス等、貼り手側のコストバランスも含め数アイテム使って来ました。少し値段の安い商品にうっかり手を出して自社の車両に貼った際にドットのチラ付きが気になって運転しずらい体験から近年ではIKCシルフィールドの商品を使い提供しています。多少高いのですが貼り易いしゴミも目立たなくとても良い商品で性能にも優れまず間違い無いです。
施行後ですが勿論、車検対応なので全く透明です。一月程経つと全く貼ってある事を忘れエアコンの効きが別物です、赤外線を90%以上カットしますので当然快適性が向上するのは当然だと思います。

オートバイは隙間に機械が入らない箇所もありますのでやり難いのですが出来るだけ細かく道具を使って仕上げて行きます。
最近の機械はコードレス化が進みしかもトルクが強く押し付けても止まる事がありませんので随分と高度な磨きも出来る様になりました。
複雑な造形は手作業に限界があるのでコーティング施行の際はスプレーを使い繰り返しコーティングを塗布して行きます。
丁度Rの上辺りに1センチ程の深い傷がありましたが今までの機械では修復は難しいと思われたのですがポリッシャーのトルクが強いお陰で見事に消す事が出来ました。
マットの塗装は目立たない箇所にテストで数種類のコーティング剤塗って見てどのタイプが質感が良いかテストします
磨きから始まり仕上げまで丸2日掛かりましたがとても綺麗になりました、ご利用誠に有難う御座いました!