ワイパーでいつの間にか付いてしまった傷が夜間の走行や雨の日の走行で見づらいそうでご相談頂きました。外観は運転席付近がかなりワイパー傷が入り上の部分が特に濃く深い傷になっていて助手席側にもワイパーの軌道で傷か入った状態です。飛石で付いたヒビが一ヶ所ある為そこも修理して傷の修復作業に移って行きます。室内から確認しますとライトの光が滲んで見えます助手席側は外からは余り目立たないと思っていましたがやはり室内からはこの様に光が滲んでしまうので夜間の走行や雨の日等は障害が出そうな感じです。

約3時間丁寧に研磨しガラスに付いた傷に重点を置き仕上げて行きましたら傷は全く無くなりこの様な状態になりました。極端に深く入った傷が無かったのも幸いしたのだと思いますがその場合はその様な傷消しの作業がありますので手間は多少無かったのではと思いますが全体を均一に磨く作業も中々大変でした。縁の近くは機械が入らないので研磨が出来ませんがギリギリまで磨きました。全部はこんな感じ。スッキリとしたフロントガラスになりとても喜んで頂けました。

新しく発売されたセラミックコーティングは施行性が非常に良く再施行がやり難い商品なら導入しなかったのですがコイツはなかなか良いと感じました。新車に連続で施行致しました。仕上がりの光沢が素晴らしく手触りがツルツルとしてますがひと月経ってもツルツルは変わりなく傷や鉄粉の付着など順次レポートなどして行きたいと思います。唯一、既存車に施行しました。前施行の二層式コーティングが2年経って然程劣化も見られなかったのですが板金塗装した機会にセラミックコーティングにやり直す事に。

ビフォアアフターを撮りませんでしたが艶が深く透明感が増しているのは明らかで満足度は格段に上がります。

当商品は2回塗布する事で完成致します。連続で二回塗るのでは無く半乾きの状態にし、二回目の層とベースの層が繋ぎ合わせる様に結び断面が二層になる事で防汚性能が増して撥水性能が長く維持出来るそうです。

今回はプリウスのベッドライトの劣化を修復していきます。全体的に黄ばんで白ボケしています。ライトを付けてみると細かいクラックが無数に出来ていて太陽光の影響が強く受けていそうな上側が1番酷くなっていますクラックを出来る限り取り除く事が再発防止と見た目の美観に関わって来ますのでサイディング処理を念入りに致します。

因みにハードコート処理はリペアをする場合如何なる場合にも取り除く必要があります。しかしクラックはハードコートより深く入り込んでいますので更にサイディングにより取り除く必要があります。作業時間は2時間弱。特殊なリペア技術で短時間で作業は完成致します。表面の処理の仕方は最近では行く通り存在しますが今回は熱処理で仕上げいます。クラックを100%取り除くのはかなり難しいのですがほぼ無くなっています。この辺りは完璧を望む方はやはり新品に交換をされる事をお勧めしますが80〜90%以上クラックは除去出来ると思います。