ヘッドライトは樹脂で出来ていてその劣化や傷から長期に亘り保護する目的で表面にハードコート処理が施してあります。それが寿命を迎えると徐々に黄ばみや白濁して表面にクラックが入ります。サイディングで取り除かないと美しく元の状態には戻り難いのですが、クラックの除去方法が難しく表面をペーパー等で取り除けばと言う簡単に出来る物ではありません。

12年程を超えた車両はクラックが激しく入り込み再生しても満足出来る状態とは言え無いかも知れません。この辺りの経過年数がボーダーラインなのかも知れません。

最終的な処理は3パターンあります。再生後1番美しい状態で長く維持出来ると期待できそうなヘッドライトリカバリーと言う商品です。フィルムを貼ったり擬似ハードコートを焼き付ける方法とは違いハードコートそのものを作ってしまう方法です。

サイディング方法は以前の通りですが1番最後だけが違うやり方ですので実際の車両を確認し予算でご相談したいと思います。

フロントガラスのギラつきは夜間の運転がしづらく対向車のライトが反射し一瞬白くなったりと疲れてしまいます。

ワイパーが劣化したりワイパーアーム取付け部が痩せてワイパーブレードにガタが出てフロントガラスに傷を付けてしまうのです。フロント全体が白くなっているのが傷です。自然光でもハッキリ確認出来るレベルでしたのでかなり見えづらく、運転しにくいそうです。今回は当社でも固有の技術としてこの見づらいフロントガラスを磨き、快適に運転してもらえるレベルまで修復して行きます。室内から確認した様子ですが左上にも大きくワイパーの軌道に沿って傷が確認出来ます。

作業が完了し確認してもどこにも傷はありません。細かな傷等も同時に磨き上げますのでクリアー度は増します。

ガラス交換などの相談もされたそうですが高額で厳しい予算だったそうです。当社では他社がやらないリスクの高いフロントガラスの磨きは20年以上の実績があってそう言った予算的な問題も修復技術で解決してきました。

クッキリと視界が広がり安全運転に繋がります。当社でのこの技術は3〜6万円程ですので現状を確認させて頂き作業致しますのでお気軽にご相談下さい。特殊車両や一部外車などお受け出来ない場合もございますので電話でご相談してみて下さい。

オートバイのコーティングを積極的に勧めているディーラーがあるそうですが話を良く聞きましたらタンク、フレームと部分的な箇所のみだそうです。バイクを所有してみるとわかるのですがタンクや塗装されてる部分より掃除をした時にもっと面倒くさい所にコーティングされていたら手入れも簡単で楽なんじゃ無いかと思います。CB1100ファイナル二台同時に作業していきます。コーティング剤はかなり凝りに凝った物を使います。車体全体にスプレーでコーティング剤を塗布します。これは濃度を変え2工程でやります。細かな箇所、手の届かない部分やブレーキ、エンジン、ハンドル周りフェンダーの裏スイングアーム、ライトなど細かい隙間に虫など付いても取れ易くするなどを想定します。タンクはベースを含めた3層にします。傷が付きにくい完全硬化型と傷を修復する機能を持つ最新のガラスコート剤をトップになる様に施行して行きます。ホイールとエンジンには酸化にとても強いタイプを選んで施行します。欧州車で実験しましたがブレーキダストが風で飛ぶ程強い皮膜が出来る事で見た目も常に美しく保ち掃除は水で流すだけで簡単に綺麗になります。

事実上4層以上のガラスコーティングで施行しますので手入れも簡単で輝きは保証致します。こちらの仕様で費用は6万〜10万円の設定で提供させて頂いています。

車両の状態と施工内容でご相談させて頂いていますので興味がございました御連絡頂ければと思います。

ノックスドールには水性と油性がありまして新車には水性をお勧めしています。性能は全く同じですが水性は独特の溶剤の臭いが少ない。油性は少し臭いがします。道路を走った車はアスファルトは油性なので水性を塗布すると反応して定着が悪いのでまだ未走行の状態であれば水性が使用出来ると言う事になります。

今回は新車ですがお客様の希望で鉄板の境目やドアの内部、石などピッチが付き易い箇所に緩衝に有効な商品もオプションされ油性での防錆処理する事になりました。ドアの内側からの錆を強力に抑制する700番は乾燥に時間がかかりますが徐々に鉄板に浸透していくのが特徴です。しばらくは注入した穴から垂れて来ます。車体に防錆剤が付かない様に車体を丸々養生します。バンパーを外したり内部まで隅々まで施行を希望されたい方はオプションとなりますが個人的にはそこまでやるのは使い方や環境を相談の上で決める方向が宜しいと思います。黒い箇所が鉄板が剥き出しになってる箇所なのでしっかりノックスドールを塗布ます。アンダーフロアの画像でしかも真っ黒ですので分かりにくいのですが真ん中にマフラーで運転席側から撮影しました。

再びサスペンションです、上部の取付け部分の奥まで溶剤を塗布させます。サスペンションは交換可能部品なので溶剤を塗布する必要は無いと思いますがこれはお好みで不用であれは塗りませんが連結部分から錆が出ますので一応施行が前提です。

遠方よりお越し頂きました。側車のギラギラした部分を磨いて綺麗にされたいとご相談。サイドカーの舟です。ヘアースクラッチの様な傷が確認出来ます。自然光では更にくすんで全体的に年代を感じる状態です。樹脂で出来ていますので猛烈な勢いで磨くと熱で溶ける恐れがあります。ゆっくり時間を掛けて磨いていきますと深い艶が復活して行きます。旧車だけに古い感じが何とも言えない味が出ています。少し手を入れてあげると下から美しい光沢が復活しますタンクも少し磨いてみました。大変貴重な車両ありがとうございました。