迫力のホンダワルキューレ!始めて見ましたが圧巻です。水平6気筒は存在感がありメッキパーツが高級感を演出していますが今回はコーティングでの入庫です。大柄な車体は手入れが大変そうで複雑な作りになっています。

リヤの足廻りの構造はカバーの中で、もはや手を入れての作業は不可能。雨の走行などでしてこびり付いた汚れなどは自身のメンテには限界がありそうです。

普段の使用で付いてしまった塗装面の傷はポリッシングで除去、メッキパーツやアルミの汚れはブラシや手作業で根気よく洗浄し汚れやすい足廻りは4層構造になるリヤライズガラスコートでガンで吹付けし1週間掛けて硬化塗布を繰り返しガラス被膜を形成させる手法。艶消しのコーティングなので見た目は全くわからないのですが艶を出したい部分は光沢を出すV110などを重ねて塗布します。コーティングの塗布は特にオートバイなど手作業では困難な箇所をスプレーで施工できる最大のメリットがあります。手塗りですとアルミやメッキなど近くで見ると僅かにムラが発生しています。こだわりのオートバイでは通用しないのでとても気を使いまた楽しい作業でした、ありがとうございました。

友人のハーレーを売却したいとの事でオークネットに出品してあげる事にしました。

17年前の車両なのですが走行は15.000キロ程

ちょっと疲れ感がありましたので錆びを落としてメッキ部分も磨いて引き続き塗装をポリッシュ、エンジンはブラックの結晶塗装なのでより引き締まり感を出す為に艶を与えてやりました。評価4が付き一発で無事に希望を上回る価格が付き売れて行きました!

中古車はやはり見た目がかなり重要です、もし売りたいのならプロに任せてみたら?買う人の心理として良いもの綺麗なものを手に入れたいのは誰もが同じ。現状で出すのはきっと損してると思います。

オートバイのコーティングは兎に角細かいのですがやった以上の成果が出せるのでとても楽しい作業です。既存車なら少しづつ細かなキズがあるのは当然でそれを数行程に分け徐々に磨き仕上げていきます。エンジンやマフラー、ホイール足廻りなど手の入らない箇所が幾つもある為に手で直接コーティング剤は塗布しません。隙間なくコーティングするにはエアーガンで徐々に濃度を濃くしながら10回以上の重ね塗りをし4層以上の強靭なガラスの皮膜を形成させて行きますこれでどんな悪天候の中を走ってもエンジンやマフラーに汚れがこびり付い取れないことはありません、簡単な水洗いで即、元の美しい状態に復活させる凄いコーティングです!