コーティングのトラブル
今まで白しか乗っていなかったから良かったのですが黒い車にした途端に汚れが気になる様になったとご相談頂きました。洗車機を利用してるそうですがこれが原因かな?と思っていましたがどうもガラスコーティングの初期トラブルかと思います。
ディーラーで施行してもらったので相談したらコーティングなどこんなもんですよ、こんなものとは(笑)
ウォータースポットが初期に出来る、または出来てしまった事が不満であればそれなりの対処をしてもらいたいのですが絶対にそう言ったものが付かないと保証する事ははやはり難しいと思います。以前はこの様なトラブルを避ける為に親水タイプのコーティングが登場しましたがやはり撥水タイプが圧倒的に人気があります。
このバランスを調整する技術としてベースの作り方と多層構造のコーティングを開発しました。
ベース層はシリカ成分が98%で48時間で完全乾燥します。
トップコートはセラミックを含有したコーティング材を密着させて二層にします。揮発性有機化合物を含まないVOCフリーの液剤で環境にも優しい仕様で完全乾燥が4時間と非常に短く次の日に雨が降っても雨の納車でもトラブルが起きる事は少ないと思います。
自社の車両で実験した所いくら乾燥が早いとメーカーが言っていてもやはり艶や手で触った感触は1週間程経たないと安定したと感じはしませんのでそれまで洗車機に入れるとか木の下に止めて樹液を付けない、井戸水を掛けるなどは止めた方が良いと思います。
車両の修復はほぼ出来ました。しかし特殊な光に当ててみたら薄ら目立たない程度にスケールの跡はあります。
バフで磨くも捉える限界があるのでこれ以上追うのは止めた方がいいと思います。当社のセラミックコートシステムはベースのコーティング剤を変更する事で価格設定も手頃な金額からハイスペックまで選んで頂ける様にしています。
どの仕様にしても高性能撥水タイプです。水玉が100度でキレイな球になるので雨が降るとコロコロと下に落ちて汚れも一緒に落ちてしまいますので洗車を多少サボっても何時も綺麗な状態を保ちます。透明度があり艶やかな仕上がりになりお客様も一目みて前のコーティングと仕上がりが全く違うと大変喜んで頂けました。