前オーナーが年配の方で走行は僅かですが加齢臭の様な独特の臭いが気になりとても運転出来ないそうで室内の消臭を依頼されました。

確かにエアコンを付けると2秒後に独特の汗臭い嫌な臭いがしますが、室内も独特の臭いがしますのでこの時点ではエアコンは然程酷く感じませでした。室内を徹底的に掃除と臭いの分解をしてくれるバクテリアを使い一週間消臭の処理を施してみました。

エアコンのエボバレーターンを洗浄し室内にガス化させた消臭剤を1時間程炊いて完全に消臭される事を目標にしましたが室内の臭いが消え返ってエアコンの微妙に残る臭いが気になり出しました。

エアコンのエボバレーターは取り出す事が難しくコスト的にもバラしの作業はやらないのでこのまま何とか臭いを消したいと試行錯誤してみました。

未だかつてここまで臭いが頑固な車は初めてかも知れません。恐らくカビやらが張り付いてしまってるのでしょか?エバポレータの洗浄を4回行い、ダクトも全て洗浄しようやく殆ど臭いが無くなり、正確には微妙にまだ臭いがするそうですが作業的にはバラし以外の方法はかなり試しましたが壊す訳には行かないので安全第一に行います。

そう言うわけで微量な臭いは一旦、経過観察と言う事で最初から比較すると格段に落ち着いたので納める事にさせて頂きました。

因みにエバポレータをバラすにはダッシュボードなど全て外す大掛かりな作業になり、予算を大幅に増やさないといけませんので現実的ではありません。現状では最大限の施行と思います。